とき:2018/05/26(土)
ところ:NFC 引き船
ねらい:何が喰ってくるか 、狙いは特定せず
4月の第3週末以来の釣行。五週間ぶりにやっと釣行が叶った。
一人釣行なので、NFCに行く事にした。情報では磯の釣果も今一だし、筏の釣果もパッとしないので引き船の予約を入れた。早朝5時出港なので、自宅を23時に出発。大分自動車道は夜間工事で宮河内ICから臼杵ICまで通行止めなので、別府ICから乗り米良ICで下りた。久し振りに国道10号線を南下して佐伯(買い物)、蒲江、西野浦・NFCに到着。
午前2時過ぎ、船長が瀬渡しから帰って来たので、しばし歓談してから仮眠。
早朝4時半目覚め。暫くして船長がきたので、道具を船に運ぶ。私の他に二人が引き船なので、センター丸に二艘を繋いで沖の養殖筏に行き順次係留。
私は一人で沖側に係留してもらった。雨が降りそうなので屋形船宜しく上にシートを張って置いたのが、大正解だった。
船長が、底から2~4mが良くアタリが出ているとアドバイスをして戻って行った。
今回は、竿2本。電動と手巻きをセッティングして、それぞれ一旦底どりをしてからウキ止めの位置を決めた。ウキは船長の自家製ウキにヒントを得て作ったペットボトル利用の手製。今回は前夜、山感で40gに合わせて作ったばかりの新しいウキを手巻き竿用に持って来たので、今回が初下ろしである。
セッティングを済ませてから仕掛けを立たせてみたら…浮力バランスはバッチリ、見易く、波切りが良く更に感度も良い感じだった。
午前6時、釣り開始!
仙崎半島方向からの南西の風が急に強く吹き始め、やがて雨が降り始めたので、早々にレインウエア―を着込んで万全の態勢で竿出しとなった。
夜明け前から下げ潮が流れていた。新しい筏の配置位置と潮流の条件から、下げ潮に実績がるので、竿二本をフル回転させてスタート。数投目に、手巻きの竿に初ヒット!ウキが消し込んで行った。小気味良い引きで中々底を切ってくれない。
真鯛で有って欲しいと思いつつ数分のやり取り、やっと海面近くに上がって来た。なんとシマアジだ。タモを用意して魚の向きを変え、タモを入れた途端…走った途端にハリ外れ、痛恨のバ・ラ・シ!!である。掛りどころが悪かった様だ。
これは期待が持てると、仕掛けを入れ直した。
これから数時間の下げが勝負。流しては回収を早目に手返しして魚を呼び込む事にした。
6時半過ぎ、今度は電動竿にヒット!さっきのバラシを教訓にして、少し走らせてからしっかり合わせを入れてフッキングした。真鯛の様な強い引きが竿を曲げたので、ドラッグを調整して慎重にやり取りをした。手応えとしては獲れると感じたので、浮かせに掛った。途中からはごり巻きではなく魚の頭を振る、グレ釣りでやった8の字操作の要領で有る。向きを変えながら手巻きで浮かせたらシマアジ、それもデカイ…今度はすんなりタモ入れ成功。52cm、シマアジでは自己記録サイズだ。
風雨は相変わらずで有ったが、うねりが無いので釣りに集中できる。
潮位が下がって来たので、棚を矢引き浅く調整して手返しを続けていると電動竿にヒット!マタマタ強い引き、これもシマアジだと確信して前回同様の要領で浮かせたら、やっぱりシマアジ、先程に近いサイズで50cmをゲットした。
7時を回ったところで、手巻き竿にヒット!先程と引きが違う。大したもんじゃないと思いつつ、上がったのは40cm程の真鯛だった。
今度は電動竿のウキが入って行った!何者だ!?青物っぽい感じだが重量感が有る??長いやり取りの末に上がって来たのは…ウッ!?デカボラ(通称“潜水艦”)だった。早速船長に電話したら、「ボラはとっといてくれ!釣れた魚は全部キープしといてくれ」と言う事で、血抜き生きジメしてキープ。
9時過ぎになったら近くの養殖筏でエサやりが始まったので、小一時間はアタリ無し。小腹が空いたので菓子パンとお茶、コーヒーで小休止。風は弱まり、雨も小ぶりになって来た。
やがて筏のエサやりが終わり、戦闘再開。潮止まり前に電動竿で2匹、手巻き竿で1匹一回り小さいシマアジがヒットしたところで潮止まり。時合いが終わったな!2時間程は潮が止まって、全くアタリ無し。
その後、満ち潮が流れ始めたのだが…竿二本全くアタリが無いまま時間が過ぎていった。
2時半、船長に電話して回収をお願いして3時前に沖上がりとした。
最近は真鯛、イシダイ、イサキにシマアジが釣れ始めたとの情報。期待と不安でのスタートでは有ったが…終わってみれば大きなシマアジが5匹も釣れたので大満足の釣りになった。
シマアジを長太バエで釣ったのは20年も前の事だ。その時は大きいので40cm程だったから、50センチオーバーは正に大幅な記録更新となった。
愛用のタックル、竿は20年前東京で買った奴だ。 |
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風雨で寒くなってきたのでしっかり重ね着スタイル | |
記録更新となるシマアジ | |
68cmのデカボラ | |
上げ潮になって西側に釣り座を変更 雨が上がって空が明るくなり始めた 以前の筏だと満ち込みで真鯛が釣れたのだが… |
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釣果は高級魚ばかりダ! | |
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船長に撮って頂きました |
■ 蒲江、西野浦…不思議な海だ。NFC久寿目木船長、お世話様になりました。
■ さて、釣りセンターに帰った時、天気は快晴になり気温が上がって暑くなって来ていた。道具を洗って塩抜きしてから船長と「うさぎ亭」に行き昼食をとって腹ごしらえ。
■ 吾輩は釣りバカ、そのままでは帰らないのだ。夕マズ目から前筏で釣りを再開したのだが…お気に入りの釣り座は先客が陣取って居たので、仕方なく船着き場の向かい側、立川先生と向き合って竿を出したのだったのでしたが…全くアタリが無く寝ることにした。翌朝4時半から定位置にて竿出ししたが、釣れたのはメバルとホゴのみ、陽が昇り、餌盗りの猛攻がで7時に納竿して終了、乾いた道具を積んで帰路についた。
■ 快晴だったので、帰宅してから昼までに道具の手入れと洗濯、物干しをしてからゆっくり風呂(温泉)に入り、昼食。その間に家内は魚をお刺身に作ってからお隣さんと友人宅に配達してくれた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜by toyoiso〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜